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進化する人材ソリューション事業：「外国人材」と「省力化」

nms HDグループは、人材ソリューション事業とEMS事業の融合という、独自のビジネスモデルを作り上げてきましたが、この10年間、そして、この先の10年を考えると、最も環境変化が大きいのは、HS事業です。
キーワードは「外国人材」と「省力化」です。

この4月には入管法が改正され、外国人材の受け入れ拡大がはじまります。
当社人材ソリューション事業において果たす役目は大きく、外国人材の方たちが安心して日本で技能を学び、それを母国の発展に活かすことができるよう、研修・教育システムの提供や住環境整備、帰国後就労支援など、質が伴った受託業務の提供を行っていく所存です。

一方、製造業の海外生産シフトが進む中、ニーズが高まっているのが「省力化」です。
従来は、海外の安価な生産コストを目的とした生産移管が主流でしたが、現地の人件費高騰や人材確保難を背景に、労働集約型生産ラインへの省力化機器・装置導入の提案機会が増えています。

特に、中国・タイ・ベトナムでの引き合いがとても増えており、「省力化」で「労働集約型」からの転換を図りたい、というお客様の声が多くなっています。
当社グループでは、人材サービスとEMS事業のノウハウを活かした、省力化機器・装置導入の複合提案を展開しており、投資回収が１～２年で設定できることも、お客様からご評価いただいています。
今後は設計力を強化し、ロボット化への技術革新も視野に注力していきます。

人材ソリューション事業の変化・進化はこの先も続きます。
「外国人材」と「省力化」をキーワードに、国内外の市場で成長の種をまき、オンリーワンという、大きな幹に仕上げていきたいと思います。

HS ：ヒューマンソリューション事業
EMS：エレクトロニクス・マニュファクチャリングサービス事業
PS ：パワーサプライ事業